どうも、まえのです。
先日、革靴転売のイメージについてこんな意見を頂きました。
革靴転売って高利益とは聞くけど、リペアもあるし初心者にはハードルが高そう。
同じようなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
確かにリペアがあるというのは手間がかかりますし、リペアもやり方を知らない方からすれば未知の世界かもしれないですからね。
そこで今回は、革靴転売に挑戦することで得られる【利益以外】の「メリット」について話していきます。
リペアはそんなに難しくないんですよ~とか、初心者でもできますよ~とか、そんな事は今回はノーコメントで行きますw
どちらかど言うと、「◯◯な時、革靴転売をやってて良かった!」みたいな感じのメリット(副産物のような?)をお話ししていこうと思います。
僕の場合、革靴転売を始めた当初に考えていたことは「とにかく稼ぎたい」だけでしたが、その後も続けていると、このような新たなメリットが生まれてきました。
例えば、
- 一生使える革靴についての知識がついてきた
- 仕入れた商品を自分の仕事用・プライベート用にもできた
- 革靴を見ればピカピカにしたくなる
- ピカピカの靴を見て周りの反応も変わった
などです。
こういった、利益とは関係ない部分でも「革靴転売をやっていて良かった」と思える部分が沢山見えてきます。
上の例を見てもわかるように、革靴転売に関わることによって「生活の質が上がってきそう」というのが言えそうですよね。
こういったところも魅力に感じる人であれば、革靴転売に取り組んだとしても諦めずに長く続けられる見込みの高い人だと思います。
それでは、この後は僕が感じる革靴転売の利益以外の「メリット」について、もう少し詳しくまとめていこうと思います。
一生使える革靴についての知識が深まる
革靴転売を始める以前の僕は、仕事時や冠婚葬祭などのシーンで当たり前のように革靴を履いていましたが、
革靴についての知識は全くといって良いほどありませんでした。
どの程度の無知さだったかというと、こんなことを平気で思っていたくらいです。
- イタリア製が一番良い!
- 合皮よりも本革が良い!
- スエード靴は雨に弱い!
- スポンジの磨くだけで光るケア用品が最高!
このように思う根拠が何かひとつでもあればまだ良かったのですが、そんな根拠も無く・・・
以前はシューツリーも持っていませんでしたし、革靴を履くときにシューホーン(靴べら)も使いませんし、脱ぐ時に靴紐を解くなんてしたことが無かったです。
こうなると当然ですが、自分の履いていた革靴が他人にどう見られているのかなんて意識していませんでした。
特に、踵の減りに関してはかなりいい加減でしたね。
通勤電車の小さな揺れひとつで、グラっとふらついてしまうぐらい踵がすり減っていたこともありました(^_^;)
(踵が無いと本当にバランス取れなくなるんですよ。)
そんな僕でも、
革靴転売を始めてから革靴に目覚め、生まれ変わっていったわけです。
知識が付くだけでも人は変わるものですね。
- イタリア製が一番良い!
▶数百社以上のイタリア靴メーカーすべてが本当に良品か!?
▶国で選ぶより、メーカーや製法、素材で選ぶべきでしょう! - 合皮よりも本革が良い!
▶長く履きたいなら本革だけど、適切なケアをしていないとダメになる!!
▶ケアもろくにしない当時の僕なら寧ろ合皮のほうが良かったのでは?w - スエード靴は雨に弱い!
▶ただの勘違い。雨に弱いというわけではない。
▶寧ろ雨の日用の靴がスエードでしょ! - スポンジの磨くだけで光るケア用品が最高!
▶何が含まれているか謎すぎる!
▶光らせるより、汚れ落とし&水分・油分補給の方が大事!
それから、革靴の形状を出来るだけ維持するためにも、“シューツリー”や“靴べら”も使うようになりました。
特に革靴転売をやっていると、仕入れ先の店舗で試し履きをすることも多いので、小さな携帯用の靴べらがあるととても便利なんです。
ちなみに僕は、山口製作所さんの靴べらを愛用しています。
よくあるヤツだと指紋が目立ちそうだし、曲がっている靴べらだとポケットとかへの収納に不便だし、、、、
購入前にはかなり沢山の靴べらと比較してみましたが、そんな中見つけたのが「山口製作所 携帯用靴べら」でした。
予想的中、実際に使ってみても全てにおいて文句なしの靴べらでした^^
一応リンクを貼っておくので気になる方は↓
このように、革靴についての適切な知識が身についてくることで、今履いている革靴も長持ちするようになりますし、ときには友人や会社の同僚など、周りの人にも喜んでもらえるようなアドバイスだってできるようになると思いますよ。
こう考えると、普段から革靴を履く方や、履いている人が多い環境にいる方であれば、間違いなく知っておいて損は無い知識です。
仕入れた商品を自分の仕事用にもできる
革靴転売では、様々なサイズの革靴を仕入れていますが、そんな中には自分の足にピッタリな革靴を仕入れることも多いと思います。
そして更にはデザインまで好みのものだった場合、よく生まれるのが「私物化したい」という欲求。
もともと「中古の革靴なんて履きたくない」と思っていた人でも、革靴転売をやっていると中古革靴の良さがわかってくるので、案外そういった中古への抵抗が無くなってくる人が多いみたいです。
僕も過去に中古革靴なんて買ったことも無かったですし、買おうと思ったことすらありませんでしたが、今では私物化した中古革靴が数足ありますw
完全に私物化してしまうと利益は出ませんが、でもこれって、考え方によっては節約にも繋がりますよね。
だって、本来なら新品で購入している仕事用の革靴が、お手頃価格(仕入れ価格)で履けるわけですから。
別の考え方もできます。
僕なんて、新品で1万円前後の革靴しか買ったこと無かったですが、今思えばそんな革靴はメルカリでは3,000~4,000円程度でしか売れないものです。
でも、僕たちが普段仕入れているは中古でも1万円前後で売れている靴ばかりです。
僕が今まで買っていた新品の革靴よりも2倍も3倍も価値のある中古革靴でも、
僕が今まで買っていた新品の革靴の半額以下で仕入れているわけなので、
どちらがお得かと言うと一目瞭然ですよね。
このように、今までは履いてこなかった高級ブランドの革靴を安価で仕入れ、それを綺麗に磨き、私物として履いてみるというのも面白いですよ!
また、完全に私物化までしなくても、サイズの合うものであれば販売前に数日試し履きしてみるというのも、ブランド独自の履き味を掴むという意味でも悪く無いと思います。
普段履く革靴もピカピカにしたくなる
これは一種の「職業病」のようなものかと思います。
おそらく、ほとんどの方が何らかの職業病って持っていますよね。
僕の場合は、今でも前職の不動産会社の職業病が抜け切れていません。
町中を歩いていてもマンションやアパートを無意識に見てしまったり、ネット広告などに表示される間取り図から部屋の使いやすさを勝手に想像してみたりと、もう不動産業に従事していないのにやってしまいます^^;
そう考えると、普段履く革靴もピカピカにしたくなるというのは、“革靴転売ヤーあるある”かもしれないですね。
汚れていたりケアが不十分な革靴を見ると、無性に磨きたくなってしまうというのは、おそらく職業病でしょう。
とはいっても、履く靴がピカピカになっていると、気分も良くなりますし、自然と背筋もシャキッとするので良い傾向ですよね。
新調したスーツを着た時や、美容室でカットしてもらった直後のような、清々しい感じに近いと思います。
ピカピカの靴を見て周りの反応も変わる
先ほどの「普段履く革靴もピカピカにしたくなる」の延長にあるのがこのメリットです。
“オシャレは足元から”とよく言いますが、足元というのは要するに何でしょう?
そうです、靴です。
基本的に、足元に近い方が傷みやすいと言われています。
先ほどもお話しましたが、かつての僕は踵がすり減りすぎている革靴を愛用していました。
どうして足元に近いほうが傷みやすいかというと、最も激しく動いているからです。
想像してみてください。
町中を歩いている人で、足よりもお腹や頭の方が激しく動いている人なんていませんよね。
つまり、足元が綺麗に整っている人というのは、
本来傷みやすい足元も綺麗なので『オシャレに気を遣っている人』と感じられるみたいです。
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こんな内容の記事を見てファッショに疎かった僕も「へー」って思いました。
だから、普段履く靴をピカピカにしているだけでも、周囲からの反応はかなり変わってくるということです。
特につま先やカカト部分が、綺麗に鏡面磨きが出来ていれば尚更です。
階段やエスカレーターで、前を歩く人のカカトに目が行った経験がある人も多いと思います。
意外と見落とされがちですが、カカト部分も大事なんですよね。
まとめ
おそらく今回お話ししてきた内容はほとんどの方に共感していただけるはずです。
更にこの他にも「革靴転売をやっていて良かった」と思えることはまだまだ出てくると思います。
そのあたりは、あなた自身でやっていく中で、ひとつずつ見つけていただければ幸いです。
ちなみにこれは僕の主観にもなりますが、
革靴転売って、ある意味楽しみながらやったもの勝ちみたいなところもあると思います。
だから、そのためには
仕入れ商品の私物化はNG!!とか、
リペアも時短作業で5分で終わらせろ!!とか(※今回はお話ししていませんが)
時間効率や利益ばかりを追い求めすぎないのも大事だと思いますよ。
まずは目標とする結果が出るまで諦めないというのが大事なので、
途中で諦めないためにも今回お話ししたメリットも大いに感じながら取り組んでいただければと思います。
はい、それでは今回の記事はこの辺で終わりにさせていただきます。
今回も最後までありがとうございました。
以上、まえのでした。
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