どうも、まえのです。
今回は、革靴転売の流れについてお話します。
「革靴転売って初めて聞くけど、何?」
「他の転売やっているけど、革靴転売についても知っておきたい!」
「安定して稼ぎ続けられる副業を探しているんですが・・・」
そんな方に、
革靴転売とはどんなビジネスで
どれくらい稼げるのか
というお話も含めて、全体的な流れをわかりやすくお話します。
まず、革靴転売の流れは、ざっくりとこんな感じです。
- 【仕入れ】・・・革靴を実店舗やインターネットで「安く」購入します。
- 【リペア】・・・購入した革靴を、丁寧に磨き上げます。
- 【写真撮影】・・・革靴を見栄えよく綺麗に撮影します。
- 【出品】・・・ヤフオクやフリマアプリで出品します。
- 【梱包】・・・売れたらすぐに、丁寧に梱包します。
- 【発送】・・・郵便局、ヤマト、コンビニ等から発送します。
- 【入金】・・・購入者さんの受け取り確認後に、入金して完了です。
仕入れ(店舗orネット)
革靴転売もその名の通り、転売ビジネスです。
転売を一言で説明すると「安く買って高く売る」ビジネスなので、
一番はじめに行うのが、商品を安く仕入れることです。
革靴転売での仕入れ方法は、主に2つです。
実際にお店に行き、商品を見て購入する「店舗仕入れ」。
もう一つが、インターネットで商品を仕入れる「ネット仕入れ」。
それぞれに、メリット・デメリットがありますのでそちらもお話します。
まず、店舗仕入れのメリットは、現物を見ながら仕入れられるということです。
これは、かなり大きなメリットです。
ネット仕入れの場合は、写真や説明文からの判断しか出来ないので、到着した商品が想像以上に痛んでいる場合もなきにしもあらず、、、
メルカリでいい感じのブランド革靴が見つかり、値段も手頃だったので早速購入してみたのですが、到着後、箱を開けてみると、片足の靴裏に穴が空いていました(T_T)
穴空きは致命的なダメージなので、こういう失敗はかなり痛いのです。
もちろん、写真や説明文には『靴裏の穴』についての説明はありませんでした。
写真では、片方の靴底は写っていたのですが、まさかもう片方に穴が開いているなんて・・・といった感じです^^;
こういった失敗も、店舗仕入れではまず起こらないので安心です。
一方、ネット仕入れのメリットは、店舗に行く時間や労力がかからないので、通勤中や休み時間など、少しの空いた時間でも仕入れができるということです。
近くに店舗が少ないという方にも、ネット仕入れは非常に効率的です。
また、店舗仕入れでは考えられないくらい安く仕入れられることがあるのもネット仕入れのメリットです。
それぞれの仕入れに関してのメリット、デメリットは挙げればまだまだ出てきますが、初めのうちは「店舗仕入れ」を中心に行っていくことをおすすめします。
理由は、革靴に手っ取り早く慣れるには、たくさんの靴を見て回るというのが一番だからです。
革靴も、実際に手に取って見ると1,000円の商品、1万円の商品、5万円の商品で、全然違った作りになっていることがわかると思います。
材質や造り込みの繊細さなど、素人でもわかるぐらいの違いがたくさん見つかるはずです。
そういったところは、これから実際に仕入れ活動をしていく際に非常に大切な感覚となるので、最初は仕入れられなくてもいいので、とにかくたくさんの革靴を実店舗で見てみることをおすすめします。
それでは、店舗仕入れやネット仕入れを具体的にどこで行っているかについてお話します。
店舗仕入れの店舗例
実店舗に関しては、すべてここで説明することはできないので、ひとつのイメージで考えてみてください。
なるほど、そういう感じのお店で仕入れられるんだ。といったことを理解していただけばと思います。
まずは僕が仕入れたことのあるお店を並べてみると、こういったお店です。
首都圏に住んでいる方は、聞いたことのあるお店ばかりだと思いますが、これらはすべて、僕の住んでいる千葉県にある店舗です。
まだ県外へ仕入れに行ったことはないので、他都道府県の店舗事情については詳しくわかりませんが、基本的には、リサイクルショップを巡っている感じです。
転売用の仕入れという観点から言うと、古着や中古革靴専門のリサイクルショップではなく、家電・家具・玩具・雑貨なども取り扱っているような大型の“総合リサイクルショップ”がおすすめですね。
なぜかと言うと、総合リサイクルショップの方が値付けが甘い(安い)ことが多いからです。
古着や中古革靴専門のリサイクルショップでは、とにかく値段が高いんです。
高いというよりも、商品相応の値付けをしっかりと行っていると言ったほうが正しいかな。
そもそも、店員さんが商品の価値をしっかりと把握しているから、極端に安く販売するなんてほぼありません。
一方、総合リサイクルショップだと、革靴の知識豊富な方が値付けをしているわけでもなく、恐らく、革靴から読み取れるブランドと、靴の状態によって判断しているのだと思います。
その為、ブランド名が読みづらいもの(筆記体とか)だったり、一見状態が悪そうなものは、本来の相場よりも桁外れに安く売られていることが多かったりします。
転売をしていくなら、いかに安く仕入れられるかというのが重要なので、そういった本当は価値があるのに安く売られている商品を求めて、優先的に『総合リサイクルショップ』となるわけです。
お住まいの地域でも、家電や家具や古着や玩具など、いろんなものを売っているお店があるはずです。
そういったリサイクルショップを、グーグルマップなどで探してみて一つ一つ行ってみるのが「店舗仕入れ」です。
そして、仕入れの際にジャッジするポイントは5つです。
【ブランド・色・タイプ・大きさ・状態・価格】ですね。
例えば、車を例に挙げると、
【ブランド】ベンツ
【色】シルバー
【タイプ】セダン
【大きさ】2,500cc
【状態】改造無し50,000㎞走行
【価格】500万
みたいな感じです。
僕は車に関して全然詳しくないのですが、おそらく車の場合、これだけでは仕入れるかどうかの判断はできないと思います。
というのも、ベンツのセダンといっても色々ありそうですし、年式によっても相場が違いそうですよね。
しかし、革靴に関してはそこまで細かく覚えなくてもできます。
なぜかと言うと、【ブランド・色・タイプ・大きさ・状態・価格】ぐらいで、年式によって値段が大きく上下することはほとんどありません。
つまり、主要なブランド、人気の色、タイプ、そしてそれらの相場をある程度覚えておけば、売り場で一つ一つの革靴をスマホで調べながら仕入れるといったリサーチが徐々に不要となってきます。
陳列されている靴の中から、仕入れ対象に該当するかを、1足数秒のペースで確認し、仕入れ対象が見つかればさらに数十秒で細部の状態や価格の確認をしていくといった感じです。
慣れてくると、仕入れも本当にあっという間です。
ネット仕入れの媒体例
次に、ネット仕入れの例としては、こちらです。
メルカリやラクマなどの個人からの仕入れは、古物商として買い取りをする際に必要な本人確認(年齢確認)がほぼ不可能に近いためできません。
その為、ヤフオクのストアからの仕入れや、ストアのECサイト、リサイクルショップのオンラインからの仕入れが望ましいです。
タイミングがよければ割引セールをやっていることもあるので、そういった時には利益の出せる商品が見つかりやすいので定期的にチェックしてみるといいですね^^
リペア(靴磨き)
革靴転売には、他の多くの転売には無い「リペア(repair)」という作業があります。
リペアは、修理とか回復といった意味で言われますが、革靴転売では「靴磨きのこと」と思ってください。
ご存知の方も多いでしょうが、革製品は手入れのされていないものと、よく手入れのされているものとでは、さわり心地も変わりますし、光沢感や高級感、要するに見栄えが全然違ってきます。
僕たちが商品として仕入れてくる革靴は、手入れのされていない状態になってしまっているものが大半です。
(その状態だから安く売られているというものあるわけですが、、、)
ホコリだったり、砂だったり、小石だったり、もはや何なのかよくわからないものが色々と付着している状態の革靴を、持ち帰ってひとつひとつピカピカにしていくのです。
例えるなら、遭難から奇跡の生還を遂げた人が、何週間か振りにお風呂に入って体の汚れを落とし、ボサボサだった髭を剃り、髪の毛も綺麗に整えた後のような、、、(言い過ぎ?w)
本当にさっきまでの靴はどこ行った!!?みたいに、全く別の靴ができあがったような感覚になります。
このように、リペアを行うことで買った値段の何倍もの値段でも簡単に売れていくのです。
他の転売の2倍~3倍の利益率が出せるのも、一度やってみれば経験として実感できるはずです。
一例として、ビフォーアフターは、こちらです。
- Before (2,980円で購入)
- After (11,800円で販売)
こちらは、千葉県のBOOKOFF SUPER BAZAARで、2,980円で仕入れた商品が、メルカリで11,800円で売れた時の画像です。
ここでお話したリペアの工程と、この後お話する写真撮影でここまで利益が跳ね上がった商品の一例です。
他にも、一例としてはこんな感じですね。
- 販売例①
- 販売例②
- 販売例③
ちなみに、リペアに関しては、靴磨きのプロ並みのスキルは必要ないので、ごく普通~に、人並みにできれていればまずは大丈夫です。
人並みにさえできていれば、あとは写真での見せ方です。笑
写真撮影
商品を仕入れて、リペアまで行ったら次は、「写真撮影」です。
正直、革靴転売で大きく売れ行きが変わってくるのは、写真撮影以降での“差”になります。
仕入れも、リペアももちろん大事ですが、重要度を比で表すと
仕入れ:リペア:写真:その他=20%:10%:30%:40%(合計100%)
これはどこかから引っ張ってきたデータではなく、僕が考えた主観的割合です。
ですが、仕入れとリペアがそこまで重要度が高くないというのは、多くの革靴転売プレイヤーさんも同じ意見だと思います。
転売ビジネスは、初心者でも利益を出しやすいビジネスであると言うことは間違いないですが、やり方によっては出せる利益にも差が出てきます。
例えば、中古相場1万円の革靴を5,000円で仕入れてきたとします。
Aさんは、それを1万円で売るこはできませんでしたが、8,000円で売ることができました。
仕入れ額は5,000円だったので、3,000円の利益をGETしました。
しかし、Bさんは少し工夫して、同じ革靴を12,000円で売ることができました。
仕入れ額は5,000円だったので、7,000円の利益をGETしました。
中古革靴で全く同じ商品というのは存在しませんが、全く同じ条件で比較したとしても、これだけの差が出てしまうことがあります。
どこで差が出てくるかというと、写真・説明文・評価・メッセージなど購入者さんの目に触れる箇所の差です。
どんな商売でも同じですが、
購入者さんが支払う金銭以上の価値を感じてもらえていないと買ってもらえません。
当たり前のことです。
なので、ここでの写真撮影も、せっかく綺麗にリペアした革靴の価値を1円でも下げないように、写真の撮り方には工夫すべきです。
出品
価値を下げないように写真を撮ったら、次は出品です。
販売経路はヤフオク、メルカリ、ラクマの3つがおすすめです。
自分でオンラインショップを開いて、お客さんを集めて・・・なんてやっていてはいけません。
集客ができればモノは売れるとまで言われているほど、本来最も苦戦するのが「集客」です。
そんな激ムズな集客を完全にすっ飛ばして、初日からでも売っていきたいなら、上記に挙げた3つのようにすでにお客さんが集まっている媒体を使うことが大事なポイントです。
うん千万人の人が、すでにそのサイトには集まっているわけですから、思う存分使わせてもらいましょう。
支払いのやりとりや、匿名でのやりとりまで完備されている割に、手数料も破格です。
ヤフオクは、月額462円(税抜)&売れたときは商品代金の8.64%
メルカリは、出品は完全無料で、売れたときだけ商品代金の10%
ラクマは、現在のところ完全無料(H30/6/4 10:00以降は、売れたときだけ商品代金の3.5%)
これだけの低い手数料で、一番難しい集客をすべてやってくれているのは非常にありがたいですね。
僕はこういったサイトを使って、初月からどんどん売っていきました。
写真撮影でも撮り方によって差が出ると言うことを話しましたが、出品時の説明文の書き方やアカウント作りによっても売れ行きの差が出てきます。
ただ闇雲に出品していけばいいのではなく、説明文ひとつ見ても、売れやすい「型」というのがあるので、その通りに組み立てることで、より利益率を高く狙っていくことができるわけです。
梱包
実際に出品した商品が売れた場合に次に行うのは「梱包」です。
大きな家電製品ほどではないですが、本やCDと違って、革靴なので多少はかさばります。
ですが、1商品あたりの利益も高いのでそこは我慢です^^;
僕は、この革靴転売をやっていく中で、「梱包」にはとても注意を払っています。
なぜかというと、受け取り後の評価に大きく影響してくるポイントだからです。
実際に他の人の評価を参考に見てみるとよくわかります。
こういった、評価を時々目にしたりするんです。
せっかく良い商品を出品して、気に入ってもらって購入してもらっているのに、梱包が雑で悪印象になるなんて本当に勿体ないですよね。
お叱りの評価やクレームというのは、今後よりよい価値提供を行っていくための改善機会です。
自分に向けられた声だけでなく、他の出品者の方への指摘も参考にしながら、先取りで改善をしていくことは、よりよりい価値提供のためには必要なことだと思います。
そういうわけで僕は、どんな商品であっても常に丁寧な梱包は心掛けています。
発送
いよいよ終盤です。商品の梱包が終わったら、最後は発送です。
発送に関しては、僕の行っている発送についてお話しましょう。
ヤフオク、メルカリ、ラクマの3つにはそれぞれ、配送の提携サービスがありますので、その提携サービスを使っています。
提携サービスの利点としては、
- 発送先住所によって送料が変わらない(メルカリ・ラクマの場合)
- 配送状況の確認が連動で可能
- 宛名書き不要
などが挙げられます。
購入者さん側が受け取り確認をしてくれないと、こちら側に入金しない仕組みなので、確実に届くこと(届いていることがわかること)は重要ポイントです。
そう考えると、宛名の書き間違いリスクも無く、配送状況の確認ができるというのは出品者としても購入者としても、お互いに安心なシステムですね。
ちなみに、配送状況確認もできない「普通郵便」は、こういった商品のやりとりには不向きだと思います。
特に高額商品を扱う場合は、購入者さん側が普通郵便を希望していたとしても断った方がいいですね。
お客さんをこちら側で選ぶというのも、リスク回避の為には必要だと思います。
商品発送手続きは、郵便局やヤマトの営業所で可能ですが、ローソン、サークルK、ファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニでも可能です。
入金
最後に、無事商品が到着したらお客さんに「受け取り確認」をしてもらいます。
受け取り確認をしてくれて初めて、自分の口座へ入金手続きが取れるようになります。
これは、ヤフオクでも、メルカリでも、そしてラクマでも同様ですね。
希に、商品が届いているのに受け取り確認をしてくれない購入者さんがいますが、
大抵は処理を忘れているだけだったりするので、しばらく待っても受け取り確認がない場合は、
やんわりと催促してあげれば、スムーズに行ってくれます。
それでも尚、返答が無い場合も、返答がないまま一定の日数が経過することで入金はされますのでとりあえずは安心です。
ヤフオクの場合は、その都度自動的に指定口座へ入金してもらうようにも設定が出来ますし、
Yahoo!マネーで貯めておくことも可能です。
メルカリ、ラクマは、アプリ内で売上金の振り込み申請をすることで、指定口座へ入金されます。
まとめ
最後に、もう一度全体の流れをまとめてみると、
- 【仕入れ】・・・革靴を実店舗やインターネットで「安く」購入します。
- 【リペア】・・・購入した革靴を、丁寧に磨き上げます。
- 【写真撮影】・・・革靴を見栄えよく綺麗に撮影します。
- 【出品】・・・ヤフオクやフリマアプリで出品します。
- 【梱包】・・・売れたらすぐに、丁寧に梱包します。
- 【発送】・・・郵便局、ヤマト、コンビニ等から発送します。
- 【入金】・・・購入者さんの受け取り確認後に、入金して完了です。
こういった流れになります。
発送後のお話はしておりませんでしたが、無事商品が購入者さんの元へ届き、商品に不備がないか確認が出来れば、すぐに「受け取り確認」処理をしてくれます。
そうすれば、売り上げ確定ということになります。
ヤフオクやメルカリなどの各販路によって、その後の口座への着金処理などが違ってきますが、基本的には申請をすると、自分の口座へ売上金がまとまって入金されるといったイメージで問題ありません。
今回は、革靴転売の流れを一通り説明させていただきました。
何度も言いますが、
転売ビジネスは初心者の方でも最も簡単に稼げるビジネスです。
その中でも、革靴転売は群を抜いて簡単だと僕は思っています。
正直、ある程度の利益を出すことは独学でも可能ですね。
今回の流れを見て、やってみたいと思った人は、まずは実際にどこかの店舗へ行ってどんな革靴がいくらぐらいで売られているのか見に行ってみるといいと思います。
僕は、実際に仕入れ活動を始める前、かなりの下調べをしてからこのビジネスに挑戦しました。
その結果、開始初月で売り上げ22万円、内利益12万円という数字を作りました。
今は、情報源もたくさんありますので、積極的に情報収集をしていくといいでしょう。
それでは、今回のお話はこの辺で!
まえのでした。