どうも、まえのです。
今回は、僕が実際に使ってみた革靴のリペア用品を紹介していきます。
革靴転売をやっていても、
「あの人、どんなリペア用品を使っているんだろう?」
って気になることは結構あったりすると思うんですよね。
加えて、これから革靴転売を始めたい人の中には、
「ブラシも栄養剤も、種類が多すぎて、何を使えばいいのか選べません…(・_・、)」
って人も、少なくないのではないでしょうか。
実際に僕のところにも、
「おすすめのリペア用品を教えてください!!」
というお声も頂いております。
ですので、今回は実際に僕が使ってきた中でのおすすめのリペア用品をご紹介します。
Contents
今回のコンセプト
今回のリペア用品紹介のコンセプトとしては、
靴磨き職人として極上の商品を紹介していくのではなく、
革靴転売をする方におすすめの商品を紹介していく。
ということになります。
要するに、良質でありながらもコストもそれほどかからない、コストパフォーマンスの良い商品ということです!!!
ちなみに言っておきますが、100円ショップの商品は一切入っておりませんので、あしからず。
紹介と同時にAmazonの商品リンクも貼っておきますので参考にしてみて下さい。
※タイミングによって値段が変わっていることもあるのでお気をつけください。
【必要用品】使用頻度:★★★★★
馬毛ブラシ
[コロンブス] columbus ジャーマンブラシ1 GMBR1
このブラシは、毛束感もあり手にもフィットする形で、革靴転売を始めるよりも前から使っていた馬毛ブラシです。
大きさも20cmほどあり、大胆にブラッシングができて無茶苦茶便利です!
小さいブラシは、毛束感も少なく、何度も往復させる必要があって、正直言って手間がかかります。
馬毛ブラシは一つ持っておくと、よっぽどのことがない限り買い換えはしないのでこの程度のものが一つあれば不満は無いと思いますよ。
ただし、今価格を見てみると3,000円程とやや高かったので、なかなかお勧めしがたいところではあります^^;
ですので、今回は補足としてこちらを追加でご紹介しておきます。
[コロニル] コロニル 馬毛ブラシ 17cmx5.4cmx4.5cm CN044042 Brown F
毛束感、持ち手のくぼみ、反り具合などもすごく似ていて、尚且つ安いです。
僕が使っている上のものよりも3cm程短いだけですが、収納スペースを考えるとこっちもおすすめですね。
豚毛ブラシ
豚毛ブラシは、栄養剤の色系統ごとに使い分ける必要があるので、いくつかの種類を使ってみましたがその中でも最も使いやすかったのがこのブラシです。
サイズ感、毛の硬さなども丁度よく、これで不足は無いはずです。
ひとつ気をつけないといけないのが、毛の色が黒いので何色の栄養剤を使ったブラシなのかというのが一目でわかりづらく、何か目印をつけておく必要があることですね。
次に紹介する「ペネトレイトブラシ」のように、毛の色がニュートラルの場合は、栄養剤のカラーに豚毛が育ってくるのでわかりやすいですが、
そういった豚毛ブラシで、手頃な値段かつ使いやすいものが見つかっていないので、現状のおすすめとしては今回のものが良いと思います。
ペネトレイトブラシ
[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY ブラシ ペネトレィトブラシ 7012 (マルチカラーフリー)
栄養剤などを塗るときに使うミニブラシです。※これも豚毛です。
ペネトレイトブラシや、アプライブラシといったように、メーカーによって呼び方も違えばデザインも違ったりしますが、僕はこの円形の「ペネトレイトブラシ」を使っています。
一般的には、馬毛ブラシや豚毛ブラシは縦横に直線的にブラッシングしていきますので、長方形や楕円系の長目のデザインが多いと思います。
こちらのミニブラシは、栄養剤を円を描くように塗っていきますので「ペネトレイトブラシ」のような円形タイプがおすすめです。※持論です。
ご参考までに、アプライブラシはこちら。
クリーナー
[エム・モゥブレィ] 汚れ落とし M.モゥブレィ ステインリムーバー
クリーナーは、液状タイプとクリーム状タイプとありますが、液状タイプが使いやすくて、今ではこちらをリピートしています。
クリーム状タイプも悪くないのですが、コバとアッパーの隙間などの、指で届かない部分に入り込んでしまいます。
ブラッシングすればそういったところに残ったクリーナーも綺麗になるので、アッパーに使う際にはあまり気にすることでも無いのですが、
時々、インソール内部にも使ったりすることがあるので、そういった時は液状タイプの方が気兼ねなく使えて便利です。
内部でクリームが残ってしまうと結構やっかいですw
ステインリムーバーには、60mlや500mlのものもありますが、300mlぐらいが丁度よいと思います。
栄養剤
[コロンブス] columbus ブートブラックシルバーライン シュークリーム (ブラック)[HTRC3]
栄養剤はこだわると結構値段がしてしまうので、このあたりがお手頃かと思います。
内容量もこのタイプで55g入っているので、かなりの足数磨けます。
カラーバリエーションも豊富ですが、革靴転売では、ブラック、ブラウン、ニュートラルの三色を用意しておけば良いでしょう。
もっと色々揃えたくなったら、追加で足していけばいいと思います。
ワックス
[サフィール] SAPHIR ビーズワックスポリッシュ 50ml 9550002 (ブラック)[HTRC4.1]
ワックス選びは、綺麗な“鏡面磨き”の為にもとても大事なポイントです。
というのも、ワックスを変えるだけで劇的に鏡面磨きが簡単になったというのを僕自身が実感したからなんです。
以前は、よくわからないメーカーのワックスを使っていたのですが、こちらのワックスに変えてから鏡面磨きが楽しくて楽しくて!^^
この後おすすめする「ネル生地」+「ビーズワックスポリッシュ」でピカピカの鏡面磨きも簡単にできるはずです。
カラーバリエーションもいくつかありますが、ブラック、ブラウン、ニュートラルの三色があれば十分です。
ネル生地
白ネル1mカット 二巾 70cm 16号 双糸 ネル生地 日本製
ネル生地は、鏡面磨きに必須アイテムですので、絶対に用意した方がいいです。
ちなみに、栄養剤を塗りブラッシングをした後の拭き上げにも、このネル生地を使っています。
ですので、用途としては2つの使い方のできる布ということです。
手にはめて磨くグローブクロスという商品もありますが、そちらを同様に使うとなると複数用意する必要もあるのでコスパが悪いです。
更に、ネル生地の方が指にしっかりと巻き付け固定して磨けるので、よりムラなく綺麗に仕上げられます。
汚れたら、お湯で洗えば汚れもすぐに落ちますし、かなり便利です。
【余裕があれば揃えて欲しい用品】
ここからは、余裕があれば揃えてほしいものの中でも比較的優先度の高いものを紹介していきます。
デリケートクリーム
[エム・モゥブレィ] デリケートクリーム 2026 NT ニュートラル 60ml
使用頻度:★★
革靴だけに限らず、あらゆる革製品に使用できる栄養剤です。
水分量が多く、長期間栄養補給のされていない革靴などの保湿にも最適です。
革がやや乾燥してしまっていると見受けられる場合には、通常の栄養剤だけでなく、このデリケートクリームを使ってから通常の栄養剤を塗ってあげると、よりしっとりとした革靴に仕上がります。
よく使う方は、こちらの大容量の方が割安なのでチェックしてみてください。
革底用 栄養剤
[エム・モゥブレィ] 革底(レザーソール) ケア専用 ソールモイスチャライザー 2068 135ml
使用頻度:★★★
普段あまり気にしていない人も多いと思いますが、レザーソールのケアは靴を長く履くためにも気にしておくべきかと思います。
レザーソールも、適度に保湿してあげることで、ソールの柔軟性を高め、靴擦れの防止などの履き心地の向上や、ソール自体の摩耗軽減にもなります。
先ほど紹介したデリケートクリームよりも、レザーソール専用のクリームの方がソールには良いそうなので、僕はこちらを選んでいます。
接着剤
使用頻度:★
インソールの一部が剥がれている革靴などには、このダイアボンドで接着しておくだけで印象も随分と変わります。
貼りあわせる両面に薄く塗り、少し乾かしてから圧着するタイプの接着剤です。
プロも使う強力な接着剤ですが、アウトソールの剥がれなどには使わない方が良いでしょう。
使う機会は滅多にありませんが、そんなに高価なものではないので、一つ用意してあると安心です。
コバインキ
使用頻度:★
革靴のコバやヒール部分の削れによる色落ちを捕食する染料です。
カラーは「クロ」と「コイチャ」があります。
この他にも、クレヨンタイプや、代用として鏡面磨きに使う黒や茶色のワックスてもOKです。
ですが、このコバインキは、蓋の裏にブラシが付いていてそのまま塗り込めるのが非常に便利です。
オイルドレザー用オイル
[エム・モゥブレィ プレステージ] オイルドレザー用栄養・保革クリーム ビーズエイジングオイル 2079 ニュートラル
使用頻度:★
レッドウイングなどのオイルドレザーやワークブーツなどに、ツヤと防水性を与えるクリームです。
一般的には「ミンクオイル」を使う方が多いと思いますが、実はミンクオイルは日本の気候には不向きだそうです。
例えば、ミンクオイルでお手入れしたブーツを下駄箱なんかに入れていると、高確率でカビが発生してくるとのことです。
一方、このビーズエイジングオイルはミンクオイルほどの油分もなく、ブーツのお手入れには最適なオイルです。
いい感じにツヤもでるので、おすすめです。
僕はブーツの仕入れはあまりしませんが、ブーツ系が得意な方には必須のアイテムでしょう。
グローブクロス
[アールアンドデー] R&D クロス グローブクロス 91382 (ブラウンフリー)
使用頻度:★★★★
ネル生地があれば、本来必要ないグローブです。
ネル生地のところでもお話しましたが、リペアでは全く使っていません。
ですが、このグローブも一つあればとても便利であることは間違いありません。
僕は、写真撮影の前や、梱包の前などに、革靴を再度万全な状態にとササッと磨くのにこのグローブを使っています。
すでに磨き上げた後の革靴に使うものなので、1枚あれば、どんな色の革靴にも使えます。
100円ショップにも似た商品はありますが、極端に品質が落ちるのを感じたので、おすすめはこちらにしておきます。
まとめ
以上が、僕が実際に使っているリペア用品についての紹介でした。
実はこの他にも、丸洗い時に使うもの、スエード靴のリペアに使うもの、などなど所有しているものもありますが、
まずは今回説明した商品からそろえることを優先していただく方が良いと思います。
すべて一度にそろえると結構金額もかかりますし、丸洗いや、スエード靴のリペアは、どちらかと言うと趣味の域になってくるかと思います。
靴磨きが好きな人は色々揃えてみても面白いと思いますが、革靴転売用に揃えるだけであれば、今回の商品だけで十分です。
以上、おすすめの用品についての説明でした。
最後に、ひとつお知らせだけさせてください^^
僕の公式LINE@ですが、新たに革靴転売の情報発信用のアカウントに作り直しを致しました。
こちらでは、LINE@限定配信やプレゼントなども色々とやっていこうと思っています。
このブログ内からLINE@へ繋がるリンクもすべて新しいものに変更できているはずなので、
今後も革靴転売の情報を、ブログ以外でも受け取りたいという方は、お手数ですが登録しておいていただければと思います。
そういうわけで、今回はこの辺で!
今日もありがとうございました。
コメントを残す