初心者必見!革靴転売で仕入れができない人の3つの特徴

こんにちは、まえのです。

今回は、仕入れができないことで悩んでいる初心者の方必見の内容です。

革靴転売の仕入れができない人には、決まって特徴があります。

そんな特徴の中から、僕が気になった3つの特徴とその改善点を今回はお話していこうと思います。

 

僕もこれまで何回も初心者の方との仕入れ同行を行ってきましたが、そこでもよく感じた特徴です。

これから革靴転売を始めようと思っている人も、今回お話する改善点は覚えておいてくださいね。

きっと役に立つと思います。

 

それでは説明していきますね。

初心者必見!仕入れができない人の3つの特徴

まず、その3つの特徴がこちらです。

  1. 商品の仕入れ値を限定している
  2. リサーチをやっていない
  3. 思い切りが足りない

それでは、一つずつ説明していきましょう。

商品の仕入れ値を限定している

おそらく、革靴転売を始めた多くの方が最初に欲しい情報が、

  • 売れやすいブランドについて
  • いくらまでなら仕入れても良いか

だと思います。

僕も最初の頃はこの2つがめちゃくちゃ知りたかったですね。

この2つがわかれば、できそうな気がする

とさえ思っていたくらいです。笑

 

そう思って、僕もひたすらに情報を集めてみたりもしていました。

 

でも、、、、

これが逆に仕入れの幅を狭めている原因だったりするんです。

 

まさか、ですよね。

 

例えば、よく売れる人気の革靴ブランドと言えば、リーガル(REGAL)が挙げられます。

そしてそのリーガル(REGAL)の仕入れ値でよく聞くのが、

講師
リーガルなら、3,000円以下で状態が良ければ仕入れましょう!

みたいな感じです。

こうやって取り上げたということは、この発信内容が間違っていたの?って思われるかもしれませんが、そういう訳ではありません。

リーガルで3,000円以下で状態が良いものであれば、十中八九、いやそれ以上の確率で利益の取れる革靴だと思います。

とは言え、経験上言えることですが、

店舗仕入れで、3,000円以下で状態の良いリーガルなんて、そんなに売っていないんです。

 

つまり、「リーガル▶3,000円以下」という情報を知ったからといって、いざ仕入れに行ったとしても、なかなか仕入れられないということです。

例えば、僕がよく行く店舗の場合、リーガルは5,000~6,000円ぐらいが多いです。中でも状態の良いリーガルであれば、7,000円以上というのもザラです。

そんな中、3,900円+税とかで、そこそこ状態の良いリーガルが売っていたりもします。

でも、『リーガルは3,000円以下で仕入れるんだ!!!』というのが頭に叩き込まれている人には、この3,900円+税のリーガルは仕入れ対象から外れてしまうのです。

これが本当にもったいない。

だって、こういう革靴から利益で4,000円とか、5,000円とか出たりするわけですよ。

 

そもそも、リーガルと言っても、5,000円程でしか売れないものから20,000円を超えるものまで幅広くあります。

もちろん中古相場での話です。

一方、リーガルの新品定価を見てみると、1万円台のものから4万円を超えるものまであり、更にはそれらのNマークのついたアウトレット品もあると考えれば、中古相場だって物によって変わってくるのは明らかでしょう。

つまり、大事なのは◯◯円以下で仕入れるというのを丸暗記するのではなく、手にとった革靴ひとつひとつの売れる値段(相場)をしっかりと見極めることが大事ということです、

簡単さだったり、手軽さだったり、裏技みたいな情報を求めがちですが、そんなに甘くはないってことです。

中にはそういった情報だって必要なケースはありますが、自分のビジネスの土台となる部分が「簡単に得られる情報」から出来上がっているのは心もとないですよね。

 

とにかく間違いなく言えるのは、ひとつひとつリサーチして値段や回転率の相場を調べる】というのが本当に大事です。

それでも何か記憶しておかないと心配だという人は、相場を覚えるよりも、まずはブランド名だけをたくさん覚えることを優先させた方が良いですね。

 

リサーチをやっていない

次に、あげる特徴が「リサーチをやっていない」という甘さです。

例えば、知らないブランドが売られていたときに、欠かさずリサーチをやっていますか?

ブランド名が読めないからリサーチを諦めているなんてことはないですか?

 

仕入れをしていると、コレってどう読むの?といったブランドもよく見つかります。

例えば、こちらの2枚の写真を見てください。

【参考】https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12191215377

 

【参考】https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10181096100

 

こちらの2枚、なんというブランド名か読めそうですか?

 

1枚目の写真は、『サントーニ(Santoni)』といって、革靴転売ではよく売れている人気ブランドの一つです。知らなかった人は、せっかくなので覚えておきましょう。

ちなみに、上部のカーブした筆記体には『Andrea Santoni(創業者の名前)』、その下に『fatto a mano(イタリア語で“手作り”を表す)』と書いてあるそうです。

正直、そう聞いても釈然としないくらい読みづらいですよね~。

革靴のモデルによってロゴを変えているブランドも多いですが、サントーニも同様で、このタイプのロゴはサントーニの中でも高値で売れやすいタイプのロゴになります。

インソールも写真のような暗めの色は稀で、オレンジ色のものが多いので、見つけやすいと思います。

参考にしてみてください。

 

そして、2枚目の写真は、『ジャンフランコラッタンツィ(Gianfranco Lattanzi)』です。これは滅多に見かけない革靴なので、多くの方が読めなかったと思います。

あまり動きの良いブランドではないので、積極的に仕入れる必要はないでしょう。

 

このように、筆記体が崩れていて読みづらいものや、ロゴが薄れていて読みづらいものなども仕入れの場面ではよく見かけます。

ですが、こういった革靴のリサーチを省いてしまってはいけません。

僕たちが読みづらいものは、店舗のスタッフさんだって読みづらいわけです。

読みづらいブランドロゴの革靴の中には、結構大きな利益が出る革靴が密かに眠っていたりすることも少なくありません。

★読めないブランドの調べ方についての動画も過去に撮っているので、こちらも参考にしてみてください。

このように、読めないブランド、読みづらいブランドだからといってリサーチを諦めてしまうのはもうやめましょう。

何としてでもリサーチしてみてください。

この際言っておきますが、それでもわからなかったら、僕のLINE@で聞いてみるのもありですよ。

「このブランド読めますか?」と写真が届くこともよくありますが、店舗まで足を運ばれている行動力を無駄にしないためにも、そういった質問には100%回答しています。

(わからなかったら、僕も全力で調べて何らかの回答はしていますw)

 

それから、考え方ひとつですが、

ロゴが薄れているブランドに関しては、前の所有者さんだってロゴが薄れるほど履いていたわけですよね?

それだけ気に入って履いていたのであれば、リサーチする価値もありそうだと思ってみてはどうでしょうか。

とは言え、リサーチしてみても全然売れなさそうだったということもありますけどね。笑

とにかく、ひとつひとつのチャンスを無駄にしないようにしましょう。

 

革靴転売には、メリットの1つに「相場が変動しづらい」というのがありますが、

リサーチをしっかりと行っておけば売れない在庫をたくさん抱えしまったり、思いの外売値が安くなってしまったりという転売で起こりやすい失敗の多くは避けられます。

それに、「相場が変動しづらい」からこそ、一度売ったことのある商品をまた見つけたときには細かくリサーチをする手間も省けるわけです。

革靴転売でたくさん稼いでいる人だって、最初からリサーチを省いていたわけではなく、最初はめちゃくちゃリサーチをしていたはずですし、逆に言えば今でも知らないブランドが出てきたら丁寧にリサーチをしているはずです。

リサーチ、リサーチと口うるさく言っていますが、それだけ大事なので何度も言っています。

 

そもそも、リサーチの目的は

  • 売れるであろう価格帯を知ること
  • 売れるまでの期間を予測すること

かんたんに言えば、こんなところです。

手元にある商品を見て、この2つが即座に予測できないのであれば、それはリサーチ対象と思うべきです。

 

手にとって明らかに安物だとわかるようなもの(新品で5~6千円で買えるような)であれば、省くのはわかりますが、そのあたりがわからないのであれば、リサーチを省くのはやめましょう。

もし、売り場に居座ってずっとリサーチをしているのに気が引けるのであれば、その場で革靴の写真だけ撮り、一度お店を出てから外でリサーチするのだってありです。

車にもどれば充電も気にせず調べられますからね。

 

思い切りが足りない

最後の特徴は、「思い切りが足りない」ということです。

店頭で、状態の良い革靴があった。リサーチしてみると、そこそこ利益が出そうだとわかった。

 

でも、仕入れられない・・・。

 

僕からすれば、なんで~~~~~!!??って思うところですが、実に多くの人がこうなります。

 

仕入れたあとのリペアが不安なのでしょうか?

出品の仕方がわからないのでしょうか?

自分のリサーチに自信が無いのでしょうか?

 

おそらく、最後の「自分のリサーチに自信が無い」というのが一番の原因でしょう。

なぜなら、仕入れ同行などで僕と一緒に見つけた利益の出そうな革靴であれば、躊躇なくカゴに詰め込まれる方が多いからです。

 

最初は自分のリサーチに自信が無いというのは、よくわかります。

でも、そのリサーチが正しかったのか、間違っていたのかは、仕入れて売ってみないとわかりませんよね

 

良くも悪くも、結果を知るためには、まずは仕入れないと何も始まらないことを認識しましょう。

  • 仕入れ資金はある
  • お店に足を運んでいる
  • お店には革靴も揃っている
  • リサーチの方法は知っている

この状態で仕入れられないのであれば、それはきっと思い切りが足りないだけですよね。

 

それから、これも事実として知っておいてください。

仕入れた商品すべてを予想通りに売り切ることなんて不可能なんです。

経験を積むことで予想通りに近づいてきますが、中には思うように売れない革靴もやっぱりあります。

 

今でも初挑戦の商品だったり、リサーチしても相場の読めない商品を仕入れることもあります。

挑戦的な仕入れと言ったりしますが、こういった商品を仕入れるときは「思い切り」が大事です。

そう考えると、「思い切り」というのは初心者の頃だけでなく、この先も継続的に必要になるシーンは出てくるはずなので、今のうちから出せるようになっておきましょう。

完璧主義にならない、そう心掛けるといいですね。

 

まとめ

今回は、革靴転売で仕入れができない人の3つの特徴とその改善点をお話してきました。

仕入れができない人の3つの特徴

  1. 商品の仕入れ値を限定している
    手にとった革靴ひとつひとつの売れる値段(相場)をしっかりと見極める
  2. リサーチをやっていない
    販売価格・回転率の2つが即座に予測できないのであればリサーチ対象
  3. 思い切りが足りない
    良くも悪くも、結果を知るためには、まずは仕入れないと何も始まらないと認識する

まとめるとこのような内容となっています。

 

革靴転売は至ってシンプルなビジネスモデルですが、取り組み方は千差万別で、掘り下げようと思えばどこまでも掘り下げられます。

だからこそ継続して楽しめるというのもありますし、やり方によっては『商品力+自己ブランディング』で販売力を促進できるビジネスの一つです。

これから始められる方には、特に今回お話させていただいたような細かいところが、長く稼いでいくための土台作りになると思って取り組んでいただければと思います。

 

それでは、長くなりましたがこの辺でおしまいです。

今回の内容が、革靴転売に取り組まれる方の一助になれれば幸いです。

以上、まえのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)