どうも、まえのです。
今回は、なかなか仕入れができない人に知ってもらいたい仕入れの考え方についてお話します。
この内容を知ってから革靴転売をスタートすれば、あっという間に仕入れも楽しくなりますし、同時に結果もついてきます。
おそらく、このブログを読んでいる人の多くは、革靴転売のプロに同行してもらって仕入れの指導を直接受けたという経験のある人は少ないと思います。
教えてもらった人なら、そこで色々と教わる中で自信もついてきて、2回目3回目の仕入れも早く行きたいといった感覚になるはずですが、
独学でやっている人の場合、仕入れが不安で、仕入れに言ってもなかなか仕入れができないということはよくあるはずです。
僕の場合、直接指導で転売をスタートした訳ではないので仕入れは完全に自力でした。
そのときに想像することは、
売れなかった時のことや、赤字になってしまった時のことです。
最初の仕入れは、誰もが不安なものです。
できるようになってくると、仕入れは宝探しのようで楽しいものなはずなのに、慣れないうちは「不安」という感情の方が多くなります。
この「不安」という感情から早いこと脱しない限り、転売を楽しめません。
どんなビジネスも、継続しないと結果は出ませんし、継続するために楽しい方がいいですよね。
中には楽しくなくてもやっている人もいると思いますが、僕は仮に稼げたとても、楽しくないビジネスからは今までもどんどん離れていきました。
その結果、今こうして楽しく革靴転売ができているのです。
この転売の楽しさを、いち早くわかってもらうためには、まずは仕入れを楽しんでもらうしかない!そう思います。
自信をつける
その為にあなたに身につけて頂きたいのが「自信」です。
お店にある商品を仕入られる自信
仕入れた商品を売っていく自信
この二つの自信さえ身につけば、あとは細かなスキルをちょっとずつ身につけていけばいいだけです。
その自信を手っ取り早く身につけるための超重要なポイントは、これです。
状態のよい 売れやすいブランドの靴を 少々高くても仕入れる
これが、本当に需要なんです。
今まで仕入れができなかった人も、これから始めようと思っている人も、この考えを持っていただくと転売もグッと簡単になりますよ。
これがどういうことか、もっと詳しく説明していきます。
最初から大きな結果を求めないこと
まず、転売というと「安く仕入れて、高く売るビジネス」と言われていますが、
もちろん、その通りです。
しかし、これはある程度実績が伴ってきてからと考えた方が気持ちもずっと楽になります。
考えてもみれば、最初からいきなり超高利益率をたたき出さないといけないかと言うとそうではないです。
もちろん、革靴転売で利益率60パーセントを超えたり、1足で利益1万円を超えたりすることはそんなに難しくはありませんが、
それを最初の仕入れから出さないといけないかというと、そういう訳ではないと思います。
冷静に考えてみて、500円でも1000円でも、利益出ればよくないですか?
変な例かもしれませんが、初めて自転車に乗るときだって、最初からビュンビュン飛ばせるぐらいを目指していたかというとそうではないですよね。
実績がともなってくれば、より安く仕入れるためにはどうするべきかや、より高く売るにはどうするべきかといったことを考える必要があるだけで、
最初はとにかく「自信」をつけるということを最優先で取り組んだ方が圧倒的によいと思います。
僕が実際に個別に教える際も、そう教えます。
そのために、必要な考えが、
状態のよい 売れやすいブランドの靴を 少々高くても仕入れる
ということです。
実際にこの考えで仕入れてみた一例
例えば、革靴転売ではよく売れる靴のひとつが「リーガル」というブランドの靴です。
おそらく一般的には、
仕入れ相場3,000円以下で仕入れて、6,000円~8,000円台で売れている印象です。
もちろん、タイプなどによっても値段は変わりますよ。
ただ、ここで『リーガルは3,000円以下で仕入れる』ということだけ頭に入れているとすると、
仮に5,000円とか6,000円で売っていても簡単に仕入れ対象から外してしまうはずです。
ですが、金額だけで判断しないで、状態をよく確認してみてください。
例えば、こういった商品がありました。

これは、千葉県のトレジャーファクトリーの店舗に陳列されていたリーガルの革靴で、5,800円+税という値付けでした。
金額から考えると、リーガルの仕入れ相場は超えてしまっていますが、僕は即効でカゴに入れていました。
なぜなら、状態が良かったからです。(ちなみにこの商品はかなり新品に近い状態でした。)
そして、メルカリとヤフオクに出品したところ、出品から4日目にはメルカリで売れていきました。
売値は、画像の通り12,420円です。


税込み6,264円で仕入れた商品が、4日目で12,420円で売れました。
回転率も、想像通りです。
手数料、送料などを差し引いても、4,214円の利益です。
利益額だけ考えると、それほど大きな金額ではないかもしれません。
しかし、こういった「状態の良い商品」を仕入れるメリットは大きいです。
転売を始めた当初は、それほど考えていなかったことですが、今ではそのメリットがかなり大きなメリットとして感じています。
どういうメリットかと言うと、
状態が良い商品だから、「リペアが簡単」というか、ほぼ不要。
状態が良い商品だから、「回転率も高い」つまり、お客さんが悩みづらい。
状態が良い商品だから、「高評価がつく」というか、よほどの対応をしない限り悪評にならない。
これは、特に転売初心者の方にとって非常に武器となるメリットだと思います。
革靴転売で必要なリペアが不慣れでも心配がないですし、回転率が高いので資金繰りがしやすく、高評価もつくので後々の購買率も高まります。
もちろん、状態がそれほど良くなくてもリペアできれいに見せることはできますし、売り方が上手ければそういった商品でも利益をとりつつ販売数を伸ばしていくこともできるかと思います。
ですがこれにはある程度の知識とスキルが必要になりますよね。
革靴転売を始めたばかりで、そういった知識やスキルが不十分で、さらに言えば、誰にも教わらずに取り組んでいるのなら、商品力に頼るのが一番手っ取り早く売るコツです。
それが『状態+ブランド力』です。
要するに、今回お話ししてきた
状態のよい 売れやすいブランドの靴を 少々高くても仕入れる
ということです。
いろんな媒体で、革靴転売を実践されている方のアカウントも見ていますが、やはり状態の良くない革靴が売れ残ってしまっているのはよく見かけます。
こういった時に、ベテランの方は値下げを最小限に上手く売り切ったりしていますが、多くの方がどんどん値下げして最終的には相場の半額程度など、利益度外視で売っていたりします。(その方の仕入れ価格を知らないので、厳密には利益も出ているのかもしれませんが)
そして、やはりそういったときに付いてしまうのが「悪い評価」です。
商品説明文には無い傷がありました、破れがありました、ですとか値段相応といった状態でしたですとか、
せっかく売れたのに、いい気分はしませんよね^^;
これはおそらく、商品の状態もそうですが売り方に慣れていないといったところもあるのだと思います。
上手い方だと、こういった評価ができるだけつかないように、いろいろと考えていますからね。
それにこちらとしても、せっかくリペアも頑張って、文章もしっかり考えたのに、回転率も悪く利益も少ないとなると、せっかくの革靴転売のメリットも半減です。
このブログを読んでいる人には、そうなってほしくありませんので、販売力(リペア・写真・文章力など)をこれから増やしていくまでは、状態の良いものを中心に仕入れるようにしてみて下さい。
僕は、間違いなくその方が良いと思います。
状態の良い靴の簡単な見分け方
ちなみに、今回写真付きで例としてあげたリーガルは、かなり状態の良い靴でしたがそこまでの状態のものを狙うのは難しいと思いますので、状態の良い靴の基準を簡単に説明しておきます。
- 履きジワが少ないもの
シューキーパーを入れても掃きジワが深く残っているものは避けたいので、売り場では手で履きジワを伸ばしてシューキーパーを入れた感じをイメージしてみてください。
それとあわせて、履きジワから生じるクラック(ヒビ割れ)があるものも仕入れてはいけません。 - 目立つところの傷がないもの
傷が全くないものは中古の革靴では少ないので、傷があるものがすべて駄目というわけではありません。
ただし、目立った部分に傷があるものは仕入れ候補から外しておきましょう。小さな傷や極浅い傷は問題ありませんが、大きな傷、または深い傷はNGです。 - ソールの減りが少なく、ソールに目立ったダメージのないもの
ソールの減り具合は、見た目でわかりづらければ指で押してみるとわかりやすいです。減りが大きいものは地面との接地面あたりが薄くなっているので押してみるとわかりやすいです。
それから、少し曲げてみるとわかりやすいですが、ヒビがあるものもダメです。履いているうちに割れてきます。もちろん既に割れているものは論外です。 - インソールのロゴが残っているもの
インソールロゴは、ブランドを表す重要な“顔”のようなものです。全く見えないものはもちろんですが、半分以上消えてしまっているものは候補から外しておきましょう。
ブランドロゴが綺麗に残っているほど、着用回数を少なく感じてもらえるので、全体の綺麗さももちろんですが、ロゴの綺麗さは売れ行きにも大きく影響します。 - インソール内部の破れや割れがないもの
インソール内部に破れがないかチェックしてみてください。アッパーやアウトソールがきれいでも、内部が破れているということもあります。
見えづらい部分なので、目で見ることとあわせて、手を入れて内部を触ってみて判断するといいでしょう。
インソールがレザーの靴の場合は、そこにヒビ割れがないかも確認してくださいね。 - 全体的に清潔感のあるもの
最後に、これはあなた自身の価値観にもよるかもしれませんが、清潔感のある靴を選ぶようにしてください。
身体の一部に身につけるものなので、清潔感の無いものは買いたくないですよね。
例えば、内部のシミやカビ、インソールが剥がれた粘着質が残っているなど、そういったリペアでは完全に取り除くことが困難と思われるものはやめておきましょう。
このあたりも、大きく売れ行きに関わってくるところだと思います。
これらに注意して、状態の良いものを厳選して仕入れていけば、失敗するリスクも大きく軽減するはずです。
こういった革靴の出品から取り組みながら、革靴転売に慣れてくることで、だんだんと仕入れのハードルを下げていっても、同じ回転率で利益を取りながら売っていけるようになってきます。
まとめ
今回お話した内容は、
革靴転売の初心者の方に自信をもって転売に取り組んでもらうためのコツは、
「状態のよい人気のブランドの靴を、少々高くても仕入れてみること」
ということをお話しました。
最初はやはり安い靴から仕入れていきたいという気持ちもわかりますが、そこに拘りすぎると状態の悪い靴を手にしてしまって、結果的になかなか売れないという可能性が高いです。
特に、販売用のアカウントを作ったばかりなど、取引回数が少ない方が販売している商品を購入するのはお客さんからしても慎重になりますからね。
ですから、まずは状態の良い革靴を、、、、
この靴ならお客さんも100パーセント満足するでしょ!!って感じの靴を探してみてください。
もちろん、お店によってはそういった状態の良い革靴が、超安く売ってあったりするようなラッキーなケースもありますからね!
そういう機会も、続けている人には必ず訪れますので、あなたも宝探しのように楽しんで取り組んでみてください^^
最後になりますが、今回の内容に関して、仕入れに関して、革靴転売全般のことに関してなど、
僕に直接聞いてみたいことなどがあれば、LINE@の方へご質問ください。
確認ができ次第、お一人ずつお返事させていただいております。
いろんな方と、革靴転売のこと、副業やビジネスのことなどお話したいので、お気軽にどうぞ!
それでは、今回のお話はこの辺で。
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